11.16.04:37
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08.11.01:06
肉切り包丁
--行動報告書 No.42 2003/新宿 銀行ロビー 露店中--
どっかりと腰を下ろして、適当に品を並べる。
これで露店の準備は終わり。後は適当に売れるのを待つ。
待ってる間に懐からタバコを一本。
長年使い込んだ愛用のオイルライターで火をつける。
そして、肺一杯に煙を吸い込み、深々と吐き出す。
いいねぇ。最高だ。
狩場で嗅ぐ硝煙の匂いも悪くはねぇ。
だが、狩りを終え、くつろぎながら吸う一本は格別だ。
銀行内は禁煙? 知った事か。
このイカれた世界で健康に気を使ったってしょうがねぇだろ。
なにせ、街中でドンパチやらかす時代だ。
流れ弾にでも当たりゃあ、どんなに健康でも逝っちまう。
だろ?
どっかりと腰を下ろして、適当に品を並べる。
これで露店の準備は終わり。後は適当に売れるのを待つ。
待ってる間に懐からタバコを一本。
長年使い込んだ愛用のオイルライターで火をつける。
そして、肺一杯に煙を吸い込み、深々と吐き出す。
いいねぇ。最高だ。
狩場で嗅ぐ硝煙の匂いも悪くはねぇ。
だが、狩りを終え、くつろぎながら吸う一本は格別だ。
銀行内は禁煙? 知った事か。
このイカれた世界で健康に気を使ったってしょうがねぇだろ。
なにせ、街中でドンパチやらかす時代だ。
流れ弾にでも当たりゃあ、どんなに健康でも逝っちまう。
だろ?
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08.09.23:26
天下の回り物
08.01.00:02
終わりと始まり
--行動報告書 №.40 某年某所--
この世に永遠に変わらないものなんてない。
全ては流れ、変化し、消えていく。
昔々、ある宗教の開祖がそんなことを言っていたらしい。
そう。いつまでも同じであり続けるモノなんてない。
それは「物」も「者」も同じだ。
当然、「者」の集まりである連合だって同じってわけだ。
Dazzring_Raiders。
俺の居た場所。
それは、静かに終焉を迎えた。
だが、全てが終わったわけじゃない。
たとえDazzring_Raidersが解散したとしても、
そこで俺が得た思い出が消えるわけじゃねぇし。
新しい舞台の幕も上がるって聞いてる。
「終わり」は、いつだって新しい「始まり」と背中合わせだ。
最近は野暮用ばかりでろくに働けてねぇ俺だが、
その新しく動き出した「始まり」に、着いて行きてぇと思ってる。
……まあ、また拾ってもらえるかはわかんねぇが、な。
ダメなら、また元の野良にでも戻るとするさ。
けど、今はただ。
静かに、過去を味わうとしよう。
俺の居た場所への、別れを込めて。
この世に永遠に変わらないものなんてない。
全ては流れ、変化し、消えていく。
昔々、ある宗教の開祖がそんなことを言っていたらしい。
そう。いつまでも同じであり続けるモノなんてない。
それは「物」も「者」も同じだ。
当然、「者」の集まりである連合だって同じってわけだ。
Dazzring_Raiders。
俺の居た場所。
それは、静かに終焉を迎えた。
だが、全てが終わったわけじゃない。
たとえDazzring_Raidersが解散したとしても、
そこで俺が得た思い出が消えるわけじゃねぇし。
新しい舞台の幕も上がるって聞いてる。
「終わり」は、いつだって新しい「始まり」と背中合わせだ。
最近は野暮用ばかりでろくに働けてねぇ俺だが、
その新しく動き出した「始まり」に、着いて行きてぇと思ってる。
……まあ、また拾ってもらえるかはわかんねぇが、な。
ダメなら、また元の野良にでも戻るとするさ。
けど、今はただ。
静かに、過去を味わうとしよう。
俺の居た場所への、別れを込めて。
07.08.11:36
やっちまったぜ!
--行動報告書 No.39 2002(Another)/商圏争奪戦 待機所--
やっちまった……。
誰もいない待機所で、俺はがっくりと肩を落とした。
端末の時計は午後9時ジャストを指している。
今日はマイナー予選だって事は知っていた。
だから時間通りにきたわけなんだが……。
一つだけ、誤算があった。
『マイナーは、人数制限が厳しい』
こいつをすっかり忘れていた。
うっかりすりゃあ、連合長ですら弾かれるほどだ。
だもんで、今日の参戦者はとっとと出撃しちまったらしい。
閑散とした待機所で、舌打ちを一つ。
完璧な出遅れだ。
くそったれ、無遅刻だけが取り得だったってのに。
まあ、ボヤいてもしょうがねぇ。
気を取り直して連合用通信端末を握る。
今日は現場で働くんじゃなく、通信兵の真似事でもするかね……。
やれやれ。
こいつぁ始末書もんだぜ。まったくよ……。
やっちまった……。
誰もいない待機所で、俺はがっくりと肩を落とした。
端末の時計は午後9時ジャストを指している。
今日はマイナー予選だって事は知っていた。
だから時間通りにきたわけなんだが……。
一つだけ、誤算があった。
『マイナーは、人数制限が厳しい』
こいつをすっかり忘れていた。
うっかりすりゃあ、連合長ですら弾かれるほどだ。
だもんで、今日の参戦者はとっとと出撃しちまったらしい。
閑散とした待機所で、舌打ちを一つ。
完璧な出遅れだ。
くそったれ、無遅刻だけが取り得だったってのに。
まあ、ボヤいてもしょうがねぇ。
気を取り直して連合用通信端末を握る。
今日は現場で働くんじゃなく、通信兵の真似事でもするかね……。
やれやれ。
こいつぁ始末書もんだぜ。まったくよ……。
06.22.00:42
新たなる世界へ。
--行動報告書 No.38 2004/パラレルシステム前--
『パラレルシステムは対象者のデータをスキャンしています……』
聞きなれた合成音声が流れ、俺の体を見えない何かが走査する。
パラレルシステム。俺たちが時間を渡り歩くために必要な装置。
俺たちの生命線と言ってもいい。
これがなけりゃ、俺たちはWITOと戦う事も出来なかっただろう。
2002年で目覚めた時は、まだ使用許可が下りなかった。
2003年に渡って、WITOと管理者の影を知った。
2004年では、さらに激化する戦いに身をおいた。
そして、今。
『スキャン完了。時間移動に必要な能力を確認』
新たな時代への、扉が開く。
『パラレルシステムの制限を解除』
この先に何が待っているか?
そんなの、行ってみりゃ分かるだろうよ。
どうせ、今よりもヒデェ事になってんだろうが、な。
『2005年への時間移動が許可されました』
へっ……お楽しみは、これからだ。
『パラレルシステムは対象者のデータをスキャンしています……』
聞きなれた合成音声が流れ、俺の体を見えない何かが走査する。
パラレルシステム。俺たちが時間を渡り歩くために必要な装置。
俺たちの生命線と言ってもいい。
これがなけりゃ、俺たちはWITOと戦う事も出来なかっただろう。
2002年で目覚めた時は、まだ使用許可が下りなかった。
2003年に渡って、WITOと管理者の影を知った。
2004年では、さらに激化する戦いに身をおいた。
そして、今。
『スキャン完了。時間移動に必要な能力を確認』
新たな時代への、扉が開く。
『パラレルシステムの制限を解除』
この先に何が待っているか?
そんなの、行ってみりゃ分かるだろうよ。
どうせ、今よりもヒデェ事になってんだろうが、な。
『2005年への時間移動が許可されました』
へっ……お楽しみは、これからだ。