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気まぐれ不定期更新。 ネットゲームのプレイ日記やらなにやら。 最近はドラゴンネストが中心。E2は付いていけなかった。
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09.23.14:28

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  • 09/23/14:28

03.22.00:52

四本の矢

--行動報告書 No.32 2004/箱根 カフェ村--

 前の報告書で、俺はカフェ村が苦手だと書いた。
 それを今回の報告書で次のように訂正する。
 カフェ村は苦手だ。ただし、「俺一人の場合では」だ。
 

 箱根の山道に轟音が響き渡る。
 俺の視線の先で、マフィアの構成員がもんどりうって倒れた。
 倒れた奴は、自分がどこから撃たれたかも分からなかっただろう。
 それだけの距離が、俺とターゲットの間にはある。

 俺の手の中にあるのは、スナイパーライフル。
 いつも使ってるマシンガンやショットガンとは一味違う。
 俺は口元を吊り上げながら、得物を持ち替えた。
 木陰に潜んだまま、スコープを覗き込む。
 見えるのは突然の銃弾にうろたえるマフィアどもの顔。
 最高に笑える間抜け面だ。

 その面に照準を合わせ、引き金を引く。
 再び響き渡る銃声。転がるマフィア。
 まさに一撃。こいつは今までにない快感だ。
 今日この時だけの交換ってのが惜しくなる。

 いつものパターンだ。
 一人じゃキツイ。そんなら、こっちも数でかかる。
 人数は俺も合わせて四人。その誰もが俺よりも腕利きときた。
 俺の持ってるライフルも、その仲間の一人と一時的に交換したもんだ。
 
 『一本の矢は折れやすい。だが、矢が三本になれば折れる事はない』

 ……戦国時代の故事は、現代でも有効って訳だな。
 俺も合わせて矢は四本。おまけに、全てが硬い鋼の矢ときてる。
 折れるってんなら、折ってみろよ?

 仲間をやられたマフィア達が、ようやく俺に気付いたらしい。
 こっちを指差して、額に青筋を立てながら突進してくる。
 いつもなら慌てて逃げる所だが。今日はその必要はない。
 むしろ堂々と、こっちの姿を見せてやる。
 俺と言う獲物に、マフィアが群がる。

 その瞬間だ。
 俺の横手から、先ほどまでと似たような銃声が二度響いた。
 そして、その銃声ときっちり同じ数だけ、マフィアが地面に転がる。
 さらに響き渡る連続した銃声が、残った奴らを打ち据える。
 連中が気づいた時にはもう遅い。
 俺は口元を吊り上げたまま、再びライフルを撃ち放った。
 見る見るうちに、マフィアの群れが崩されていく。
 そして、最後に残った組員に、俺はゆっくりと近付いた。
 腰に差したDerset Eagleを引き抜いて、銃口を額に押し付ける。
 
 悪いな。今日は忙しいんだ。
 ……あばよ。
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